雪道の運転には注意!!

1月に入り気温も下がっており、山間部では降雪の恐れが出てまいりました。御殿場・山中湖・箱根方面へお出かけのご予定のある方は冬用タイヤの装着を忘れずにお越しください。

ご存知の方もおられるかと思いますが、雪道を走る前にちょっと思い出すべきポイントをあげてみました。ご参考にしてみてください。 

降雪初めは低速(20~30㎞/h程度)で「ABS」アンチロックブレーキシステムの動作確認をしましょう。

減速時にブレーキを少し強めに踏んでABSの動作確認をします。また、停止状態から発進する際にも周囲に人が居ないことを確認して、どの程度のアクセル操作でスリップをするか確認をしましょう。

通常よりも車間距離を多くとるようにしましょう。

乾いた路面を走行するときよりも、速度を落として車間距離を多くとります。(特に坂道では、より多く距離を保ちましょう)数台前の車の動きや信号・横断歩道・歩行者など周囲を十分注意しましょう。

車線変更は控えめにしましょう。

走行中の車線変更のほか、交差点の右左折、バス停でのバス追い越し、除雪作業者や停車・駐車車両回避などは、道路のわだちや車線の脇に積雪があるため危険が潜んでいます。急がつく操作(急ハンドル・急ブレーキ・急な発進・急な車線変更など)や無理な追い越しは避けましょう。

カーブや交差点付近では十分な減速をしましょう。

カーブでは車の自重によって外側へ向かおうとする力が働きます。(遠心力)交差点などでは停車中の車の熱で雪が解けたり凍ったりを繰り返し、一見乾いた路面に見えてもその下にアイスバーンが隠れている場合がありますので注意が必要です。

橋の上は吹きさらし状態なのでアイスバーンの恐れがあるので注意しましょう。

橋の上は雪が積もっていなくても路面が凍結している可能性が大きいので、「橋の上はアイスバーン」と思いながら慎重に走行しましょう。

スタッドレスタイヤを装着していても滑らないわけではないので注意しましょう。

「スタッドレスを履いているから雪道は大丈夫」ではありません。アクセルはゆっくりと慎重に踏み込み、オートマチック車でしたらクリープ現象を上手に使い、マニュアル車でしたら2速発進をするなどタイヤが少し動き出したら操作をするくらいの余裕を持ちましょう。

タイヤが空転してしまった時や、万が一停止できなくなってしまった!ら

クラクションを鳴らすなどして、周囲に自車の存在を知らせましょう。
そうすることで自車や他車へのダメージを軽減できる可能性が高くなります。速度を落とす際にはエンジンブレーキを活用し、ブレーキランプを点灯(ポンピングブレーキ)させ、後続車に合図を送りましょう。

雪道での走行は車中での音楽などのボリュームは控えめにしましょう。(周囲の音や自車の走行音など注意できる)

「・・・・かもしれない」運転が必要!
「前の車が急停止するかもしれない」「交差点で止まれず侵入してくる車があるかもしれない」「凍っているかもしれない」「滑るかもしれない」などを思いながら運転することが大事。

雪道での走行は十分注意をして、安全で快適なドライブをお楽しみください。